敬老の日 高齢者が喜ぶプレゼントで感謝の気持ちを伝える

敬老の日は、祝うのではなく感謝の気持ちを伝えよう

もうすぐ、敬老の日。

シニア向けのサイト『シニア・ナビリサーチ』によると、敬老の日にお祝いをされたお年寄りは、全体の14%と結果が出ています。

高齢者自身も自らが、年寄り扱いされたくないと考え、敬老の日を祝うということに、やや抵抗があるようです。そんな気持ちを察して、あえてお祝いをしないのかもしれません。お茶を飲むおじいちゃんとおばあちゃん

高齢者と共存する社会になってきた

ただし、この数値は2012年のもので、これからは違ってきます。住宅メーカーが2世代住宅に力を入れ出していることから分かる通り、同居を選ぶ若者が増えてきているからです。

私の近所でも、2世帯はおろか3世帯の家族も普通になってきています。御嫁さんが入り、さらに孫のお嫁さんと同居するとなると、仲良く暮らすために、贈りもののやりとりも増えてくるに違いありません。

お孫さんのお嫁さんとなると、おじいちゃんやおばあちゃんにとってはもう異星人に違いありませんからね。

敬老の日のギフトは、祝うのではなく、世代を超えたコミュニケーションツールとして、今後なくてはならないものになっていきます。

高齢者が喜ぶプレゼントって何?

自分ではまだ若くありたいと願う高齢者が喜ぶものとなれば、年寄り臭くないもの、華やかなもの、新たなチャレンジを感じさせるものとなります。

華やかな花は、品格と個性の感じられるもの

当サイトでは、敬老の日のお花も扱っていますが、そりゃもう色とりどり。どんなお祝いの花より配色があでやかで、ゴージャス感があるものばかりです。

決して、葬儀を連想させるような白い菊とか贈ってはいけません。まぁ、その辺のところは花屋さんも心得ていて、普通に頼めばあり得ません。

いくつか花屋さんを覗いてみても、やっぱり華やか、そして品格があるものとなります。目の肥えた高齢者向けのものは、押しつけない個性とともに品を感じるものが多いですね。

当サイトでは、日比谷花壇の敬老の日の紹介記事を、掲載しています。下記が紹介記事となります。

オシャレな高齢者にプレゼント

女性なら、オシャレの幅を広げてくれる、スツールやブローチ、指輪、帽子などが喜ばれるはずです。男性なら、ビジネス服とは違ったファッションが楽しめる、ポロシャツ、トレーナー、セーターなどを差し上げると、やはりオシャレの幅が広がります。

男女共に、上げると喜ばれると思うのは、帽子。髪につやが無くなり、薄くなり始めた年頃の人は、やはり帽子で気分をアップさせたいものです。誰も口にしませんが、高齢になればなるほど帽子の活用性は、高くなるからです。

私が、女性の高齢者にすすめたいのは、高島屋さんの帽子売り場。お年寄りが喜びそうな、シックで上品なものが多いですよ。

婦人物帽子

食いしん坊の高齢者にプレゼント

食いしん坊の高齢者なら、普段食卓にのぼる食材のワンランク上のものを差し上げるとウケるはす。

お茶、お酒、牛肉、うどん、コーヒーなど、ありきたりなようだけど、高品質なものはそうそう毎日は購入しません。

止めた方が良いのは、華やかな色とりどりのスィーツや、メディアで流行りの料理人が、監修したレトルトパックです。若いうちは、新しい味を求めますが、高齢者の味覚は意外と保守的です。食べ慣れたもの、見慣れたもので、より高額なものを探した方が良いと考えています。

お茶は、京都のお茶の老舗 福寿園が、『なつめ』というシリーズで9種類の詰め合わせセットを出しています。玉露、煎茶、ほうじ茶のタイプの違うお茶、それぞれの香り、風味を楽しむことができるようになっています。

お茶バラエティーセット

健康管理の家電

今の高齢者は、デジタル世代ではありませんので、昨今のデジタル家電は苦手です。中には、奇特なお年寄りもいて使いこなせる方もいるかもしれませんが、大半は無理です。

家事を助けるからとか、肩こりに良いからと行った理由で、家電をプレゼントしても、埃をかぶるだけとなります。

家業でお客様のお宅に上がることがありますが、椅子式の按摩器を使用している方は、60代より下の世代です。80代のおじいちゃまやおばあちゃまが、按摩器を使用しているのを未だ見たことがありません。(少し偏見かもしれませんけど。)

肩こりや腰の痛みを訴える高齢者なら、温泉めぐりのような入浴剤や暖かい加工をした下着の方が、喜ばれます。