エディブルフラワーケーキで上質なテーブルをつくる
不思議な国のアリスには、永遠に続くお茶会のシーンがあります。アリスはきちがいのお茶会と考えますが、このシーンで英国人がお茶の時間を大切にしていることを知りました。英国人は週末に行われるお茶の時間を、誰しも楽しみにしているそうです。ティータイムのテーブルには、薔薇(バラ)や色とりどりの花が置かれ、席に座る人の心を躍らせます。
この習慣は家庭だけでなく、五つ星を持つレストランや町の小さなカフェテラスでも、テーブルには花が飾られ、訪れた方達をおもてなしをするのだそうです。楽しいお茶の時間をより楽しく、同じ時間を共にする方達を大切に思う心を見習いたいと考えます。
お茶会の席をより楽しくするのは、花ばかりではありません。甘いお菓子は、会話に花を咲かせ親密になれます。こんなお菓子が、ティータイムのテーブルにあったらという思いを現実にした、エディブルフラワーケーキがあります。
新鮮な薔薇のエッセンスを、ギュッと詰め込んだお菓子、夢心地にさせる薔薇の写真の箱に入れられて、日比谷花壇から発売されています。
エディブルフラワーをの醍醐味って何?
代表的な食べられる花は、マリーゴールド、バンジー、ビオラ、ナデシコ、キンギョソウ、ナスタチウム、プリムラ・ジュリランなどがあります。食用の花は観賞用とは違って、農薬や鮮度を保つための溶液を使用していません。生花農家の苦労は大変なものですね。
エディブルフラワーを料理に入れる楽しみは、言うまでも無く可憐な姿と、華やかな色、香り、口にする機会の少ない甘みや苦み、すっぱさといったところでしょうか?華やいだ食卓に、心も踊ります。
実は、花でありながらも、野菜と同じくらいビタミンやミネラルを含んでいるものもあります。
薔薇の香りには、美肌の効果があるよ
ことに薔薇に関しては、食卓の彩りだけでなく、その香りに美容への作用もあるとか。そう言えば、化粧品に薔薇の香りを入れたスキンケアや、薔薇のサプリで体臭対策をするもの等、後を断ちません。
薔薇の香りは、別名精油の女王と呼ばれていて、女性の美肌と無関係ではないことは、科学的にも証明されているそうです。
薔薇の香りで癒されてリラックスすることで、肌再生が促進されるとか。女性が美しくなるホルモン(エストロゲン)の分泌を助けるとか。疲労回復や安眠効果があるとか。といったところでしょうか?
薔薇のお菓子は本物、天然100%じゃなくちゃね
そんな、薔薇、作りものではない天然の薔薇の花びらを詰め込んだスイーツがあります。花びらだけではありません。花びらから抽出したローズ水をクリームに加えて、甘酸っぱく仕上げています。
当ブログでも時々紹介している日比谷花壇の『花咲くシリーズ』を、ご紹介します。実は、一度試食をさせてもらったことがあり、その当時の記事もこちらにあるのです。
花咲くローズマカロン
一気にブームが広がったフランス菓子、マカロンを、逆にパリジェンヌの腰を抜かすぐらいおしゃれにしてしまいました。さ姫と言われるローズ水を混ぜ合わせてつくられた、マカロンです。
フィリングには、さ姫の花ビラをそのまま刻みこんで、ホワイトチョコベースと一緒に練り込まれています。ホワイトチョコのコクと、さ姫の甘酸っぱい爽やかさが、微妙に楽しめるはずです。
必ず二次利用をしたくなる薔薇の写真の箱と、同じく何度でも持ち歩きたくなるホワイトクリーム色の手提げ袋と一緒に届けられます。
花咲くローズチーズタルト
たっぷりのクリームが味わえるタルトは、甘いものが超好きな女子には堪らないはず。さ姫のリキュールやローズウォーターを忍ばせた、チーズクリームは、コクのあるいつもの味を上質にします。
いかにも作りましたと言った、薔薇の香りごときものとは違って、天然のローズ水に、舌づつみを打てるに違いありません。
チーズクリームの上に振るわれた粉砂糖と、さ姫の真っ赤な花びらに、これから訪れる楽しい時間を予測させます。
タルトを切り分けお皿に載せた瞬間、角層に重なった層に何が詰まっているのか、興味をそそります。フォークで縦に切って、上から下まで一気に味わいたいところ。さ姫を、コンフィチュール、ジュレ、クリームの組み合わさった食感に、思わずニンマリ。
薔薇の写真がちりばめられた真丸の箱は、決して捨てられることなく、誰かが使うと手を上げるはずです。一緒に届けられる、ホワイトクリーム色のクリーム色の手提げ袋も、何度も活躍してくれるに違いありません。
花咲くローズロール
ロールケーキは、目移りするほど種類が増えました。でも、天然の薔薇の花びらを、同時に焼きこんでいるロールケーキは、そうそうないはずです。
どうやって焼いたんだろうって思うくらい、焼き色の部分が見えないし、周りのカステラは薄いピンク色をしていて、とっても綺麗。ところどころにちりばめられたさ姫の花びらも、色褪せていないのが不思議。だって、天然なんですよ。
朝摘みのローズの香りを楽しむために、甘さは控えめになっています。
カード入れや、エアコンなどのリモコン入れにピッタリの、薔薇の写真の入った頑丈な箱と、日比谷花壇のオリジナルの手提げ袋付きで送られてきます。
花咲くローズコンフィチュール&バームクーヘン
主役は、さ姫のコンフィチュールなのが、面白いところ。コンフィチュールって、ジャムのようなものなのだけど、ジャムを食べるために白いバームクーヘンが用意されています。
通常のバームクーヘンよりしっとりと柔らかく、カステラをちょっとボサボサッとさせた感じでした。 透き通るほど白いバームクーヘンに、花びらの赤い色は良く映えて、目が楽しめます。
好みのハーブティーや紅茶を入れて、のんびり過ごしたい休日の午後に食べたいお菓子です。
バームクーヘンと、ローズコンフィチュールが納められた箱は、一面に薔薇が敷きつめられたもの。オリジナルの手提げ袋と一緒に届けられます。
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