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旭山桜の盆栽の植え替えをしてみた

自己流でやったせいか間違った・・・

おととし購入した我が家の旭山桜は、昨年も申し分なく満開の花を咲かせたのですが、ちょっぴり鉢が小さくて窮屈そうと感じていました。 満開の様子は、こちらの記事に書きました。

植木と一緒に届いた『お手入れのしおり』では、『2~3年に1回植え替えを行うと良い』とありましたので、さっそく植え替えを行います。 桜を植え替え春待ち桜

桜の盆栽用の土があるらしい

我が家の土は、粘土土なので、土は購入することにします。近所にホームセンターがないため、100均でいいやと思い、『腐葉土』と『花と野菜の肥料』を選びました。というか、これしかお店に置いてなかったのです。

どうやら後から調べてみると、この段階から間違っているようで、桜の盆栽には腐葉土は使わないそうです。正式には、赤土(細粒):土壌改良剤:鹿沼土(細粒):赤玉土(細粒)を、2:1:1:1で、混ぜ合わせるということです。 旭山桜を植え替え

【2019年に加筆】あれから園芸をやり始めて、土が重要であることがわかりました。腐葉土は主要な土ではなく、主要な土を柔らかくしたり栄養を与えたりするためにあります。腐葉土だけと肥料だけを詰め込んだ私は馬鹿です。こちらに花などに使う再生土の作り方をまとめてみましたが、これが基本のようです。この桜は、失敗してしまいました。

植え替えの時期は、正解

植え替えの時期は、芽が出始める3月頃、もしくは11月が適期とあります。今年は暖冬のために、桜のつぼみがすっかりと膨らんできています。通年より、少し早い方が良いと考えて、2月に植え替えます。

植え替えの時期を通常、花が咲いて葉が紅葉して落ちた後が良いと考えるはずです。しかし、この時期に行うと、冬の寒さに耐えられなくなることもあります。

日差しがあたたくなる頃が、桜にとっては、一番ありがたそうです。

根についた土と、切るべき根の長さのベストがわからない

桜は根を張りやすい植木なので、根詰まりを防ぐために、2~3年に1度は植え替えが必要です。この際、桜の木を大きくしたい場合は、植木鉢を一回り大きいものに変えます。そのままの大きさで良いなら、同じ植木鉢を使用します。

私は元来欲張りなので、小さな植木鉢の中で満開の桜を見て、元の木が大きくしてより大きな満開を期待したいと考えます。植木鉢を変えることにします。

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植木鉢から、桜が出てこない

かかわいいピンクの鉢は、球体を斜めに切った形をしているために、思うように手やシャベルを入れて、根をとりだせません。脇をたたいても、土は全く動く気配もありません。

内側に入り込んだ縁から、指を入れて、手を鉢に沿わせるようにして取り出しました。取り出してみると、思いの外、根が張られていないことにびっくり。もしかして、思いっきり鉢から取り出した時に、張り巡らせていた根を切ってしまったのかもしれません。

根の量は思いのほかわずかでしたが、土がこれだけ硬いと水はけが悪くなります。根が腐ってしまうリスクがあるので、この時期に植え替えをして間違ってはいなかったようです。

本来、桜の鉢植えを行う時は、元の土を半分くらい落とした後、根も半分くらい切り落とすそうです。不安が不安を呼び、既に根は切れてしまったかも心配です。もう、これ以上桜に負担をかけてはいけないと、腫れものに触る気分になりました。 旭山桜を植え替え

どれくらい土をとれば、良いのか悩む

かなり植木鉢から出して、根の周りの土をとったつもりでいましたが、本当はもっと根の網の目状態が分かるくらいまで、土を落とした方が良かったようです。何となく、根の周りの土が少ないから、まぁ~これでいいかぁ~と思い、そのまま植え替えしまいました。 旭山桜を植え替え

盆栽って植木鉢のデザインで見栄えが違うね

全然かわいくない植木鉢に植え替えて、窓辺に置いたら、すっごい後悔しました。あのピンクの植木鉢の存在が、『こんなにも大きかったのかぁ~』と思う訳です。

ふと、盆栽を楽しんでいる方の庭を思いだすと、なるほど植木鉢も個性的。『木の枝ぶりがどうとか』ということもあるけど、植木鉢のセンスも盆栽には大切なのだと、またもや大きく反省します。 旭山桜を植え替え

しかも、少し植木鉢が大きい過ぎた様で、もはや盆栽と呼んで良いのか分からない見た目です。

あまり大きな植木鉢に植え替えるのも、枯れてしまう原因になると後で知りました。どうか、枯れないで、4月には昨年と同じ満開の桜が咲きますように。神よ!

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