硬い丈夫なブライドルレザーは、振る舞いをシャープにさせる
カッチリとしたビジネスのシーン。背筋が伸びる時、髪の毛の乱れさえ許さない張りつめた緊張感が走る時に、ピタリとはまる長財布と言えば、ブライドルレザーとなります。
ビジネスに似合う財布のデザインは常に直線美かな?
硬い革の長財布なら胸に触れる度に、緩みがちな気持も引き締まると言うものです。ビジネスに似合うのは、直線やモノトーンであって、曲線やパステルカラーが似合わないのは、どの時代も同じなのに何故かほっとします。
ところで、長財布を内ポケットに入れる速度も、男性らしさの尺度のひとつだと思いませんか?だらだらと、内ポケットを探して入れるのに手間取っている男性をみると、どんなに仕事ができる方でも興ざめしてしまいます。硬い財布なら、スゥーっとはいるでしょう?意味があるのね!
出先での商談後に道路上でふと思い出して、名刺の裏にメモを取りたい時などは、硬い財布だと画板がわりになって非常に便利です。やっぱり、意味があるのよね。
ブライドルレザーって
馬のクツワや手綱、馬の首から口につける馬ろく等の使われていた革を、ブライドルレザーと言います。
馬具は言うまでも無く、馬を従わせるための道具です。瞬時に強い力がかかったり、継続的にかかり続けているもので、堅牢性と耐久性は必然です。
主に成牛の皮を使用して、時間をかけてなめした後、何度もロウの中に浸して、強い革を作り上げていきます。ロウを何度も塗り込むことで、繊維を引き締めてくれるのだそうです。その品質と品格が最も高いと言われたのは、ブライドルレザーの生み出した国の英国です。
英国のブライドルレザーを使用して、ココマイスターでは硬い革の中でもさらに、牛のショルダー部分の最も硬い部位を使用しています。ショルダー部分は、傷が多く使いづらいのを上手につかっているところが、さすがです。
また硬い革であればあるほど、小さな財布を縫製する職人の苦労は大変なもののようです。日本人ならではの丁寧な仕事が楽しめるのも、ココマイスターの財布の魅力ですし、その姿を間近でみましたが、どこにも狂いがない芸術品に見えました。
ブライドルレザーの種類
ブライドルレザーは、長財布だけで4種類にも分かれていて人気の高さが伺えます。ブライドルレザーはいいけど、この機能で欲しいと言う顧客の細かなニーズに答えてくれているようです。
簡単に書きますと、こんなところです。
グランドウォレット 3方をファスナーで閉められるラウンドファスナー型
インベリアル ウォレット 隠しカードポケットと100枚入る札入れ
アルフレートウォレット 30枚の札入れでスリムに使える
ブレンデルウォレット カードと紙幣のみ収納でコイン入れはない
グランドウィレット以外は、横から厚みを比較しない限りはデザインは一緒です。革の上に白い粉を吹いたような状態が、本革の威厳を感じさせてくれます。色は、ブラック、ロイヤルブラウン、モスグリーン、ダークネイビー、ヘーゼル、ロンドンキャメル、スイスレッドで、裏側はヌメ革を使用しているのは、上記4つとも共通していました。
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