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革にこだわった財布で彼氏(旦那)の品格をアップ

財布の高級感は嫌みにならない

女性はブランドバック、靴、財布、血統賞付きの犬や猫が大好きなのに、そのパートナーはみすぼらしいというのは、良くあるパターンです。基本的に、自分の旦那がエルメスのバックを誇らしげに持ち始めたら、確かに引きますが、全然構わないのも限度があります。 紳士長財布

本物の革素材の財布を

もう少し年齢相応の風格が欲しい、今まで十分働いてくれたんだから、ちょっとぐらい贅沢してほしいと考えた時、真っ先に思いつくのは財布やバック、時計と言うところになるでしょうか?

高級な財布の素材は、革が一般的となります。紙幣のシワを増やさずにほどほどに硬さがある方が、お金を取り出しやすいですからね。使われる動物も、家畜として人間と縁の深い牛、水牛、馬、羊か、ベビやワニ等となります。ワニや蛇の爬虫類は、女性で好まれる方がいますが、ビジネスで利用する時は、蛇が好きと言う方はそうそういませんからね。男性はあまり持ちたがらないでしょう。

動物の革製品は、手に触れた時の重厚感と合成でない質感が魅力です。しかし、天然素材であるために、一つとして同じものがあるわけではなく、カビが生えることもあります。熱や水に弱いことと、表面に傷ができやすいことが欠点でもあります。

そのため、革素材に似せた合成皮革やナイロン、ポリウレタンを表面に張り付けて、耐水性や色落ちをあげた製品が好まれる方もいます。特に男性は、使用する環境を考慮して、合成のものを使われる方もいます。天然皮革にも、弱点がありますよね

でもこうした、製品は得てして自分で購入するものです。プレゼントにするならやはり、天然皮革の本物をと考えるのは、当然のことですね。

皮なめしとは?

じゃ、動物の革の中で一番適しているのは、牛とされています。理由は、流通量が多く強度もそこそこあることからです。

羊は柔らかくて手に馴染みやすいのですが、強度の点で適していません。馬は、強く薄く軽いと3拍子揃った革ですが、特に強度があるとされる臀部の皮の供給が限られるので、高級となっているのです。

動物の皮は、肉や毛をはぎとっただけでは、腐ったり乾いてコチコチに硬くなる性質があり使えません。

その昔、生皮を加工することで、腐ることなく、柔らかく耐久性のある衣類として使うために工夫がされてきました。薪の側に置いてあった皮が、柔らかくなったことからなめしが行われるようになります。

皮なめしと呼ばれている工程は、古くからの人間の知恵の結集が受け継がれてきたものです。実は、この皮なめしの工程によって、皮の硬さや厚みが変わってくるのですが、革自身の品質を決める一つにもなっているのです。

皮なめしは、手間や時間がかかり、しかも職人による技術が必要とされます。古くから伝わる植物由来のタンニンなめしは、経費がかかるために現在では大量に生産できる化学薬品((塩基性硫酸クロム)なめしで工業的に加工されることが一般的です。

つまり、皮製品を選ぶ時、職人の手作業で施されているかいないかで、高級品であるかどうかを判定する材料になるようですよ。 紳士長財布

なめしの方法は、国毎に違う

古くから皮製品を作ってきたヨーロッパ各国毎に、なめしの方法が異なり、文化と風土を感じとれます。なめしの方法の違いにより、見た目も手触りも異なり、財布の風格を楽しむことができます。ヨーロッパの具体的な違いは、下記のとおりです。

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  • イタリア 1000年以上の伝統製法と呼ばれるバケッタ製法を守り続けている。
  • イギリス 乗馬の道具作りから始まった皮革素材は堅牢。代表皮革はブライドルレザー
  • ドイツ 柔らかく、伸縮性に富んだ特徴のあるクロムなめし製法。
  • フランス 数多くのブランドを生みだした上品で高級感がある質感。

実は、なめしの方法は、生産者(タンナー)毎、使う皮の部位毎にも異なり、皮製品の奥深さを感じさせられます。 紳士長財布

ココマイスターの皮革の種類について

ココマイスターで、扱っている皮革の種類を抜粋して記載しておきます。ピーンと来るものがありましたら、公式サイトを覗いてみてくださいね。

マットーネ

イタリアのカーフ(子牛の皮)を使用し、バケッタ製法でなめした後、卵白を原料としたガゼインで艶を出しています。革にたっぷりと、オイルに漬け込んでいるために、半年ほど使い続けることで艶が出てきて、革らしい経年変化を楽しむことができます。

触り心地は、柔らかくしなやかで、ツルツルっとした感触があります。牛が生前つけた傷がそのまま残っているために、天然の皮の味わいが財布の個性となります。

ブライドルレザー

馬具(手綱など)をつくるために、耐久性のある強い革をつくるために施された製法です。

イギリスの1000年以上前から続く伝統的ななめし法で、革に何度もロウを塗り込むことで繊維を引き締めています。

財布を見てみると、表面にうっすらと白い膜が張られたように見えますが、『ブルーム』と呼ばれるロウです。使い続けることで、ブルームは自然に剥がれていき、美しい光沢のある表情へ変化していきます。

使いはじめは、ロウ自身のべたつきを感じますが、堅牢性とその質感に満足がいくはずです。

使っている部位は牛のショルダー部分であるために、バラ傷や色ムラ、血筋、トラ(シワ)などが多く含まれます。天然ならではの味わいを堪能することができます。

コードバン

由来は、スペインのコルドバ地方の山羊革(コードバン)に似ていることから、同じく「コードバン」と呼ばれるようになった革です。

しかし、素材は馬の革。ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬のもので、1頭から採集できる量もごくわずかです。

希少価値の高い革だけでなく、独特の硬質な素材感と使用すればするほど輝きとツヤ増すことから『キングオブレザー』、『革のダイヤモンド』とも言われています。言うまでも無く、動物皮革の中では特に高級品と言われています。

実際に触れてみると、艶やかで、なめらか。そして、しっとりと手に馴染む感覚があります。

最初はロウが吹き付けてあるために、白い粉を感じますが、使用し続けることで独特の光沢が生まれ、使いこむごとに満足感が実感できるはずです。

ナポレオンカーフ

日本での流通はなく、日本ではココマイスターが唯一商品化をしています。

イタリアのカーフを使用し、サンドペーパーで吟すり加工をすることで起毛させ、オイルを染み込ませ作られています。

触れた感覚は、しっとりと手に吸いつくような質感で、肌触りが心地良く触ると癖になります。多少 傷が付きやすいというナイーブな一面もありますが、オイルが移動し傷が目立たなくなると言う特性もあります。

他にも、当サイトで、記載しているココマイスターの記事があります。

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