森からの可愛い贈り物をたっぷりリースに載せて
今年の日比谷花壇クリスマス特集、サロンの中で最も気に入ったのは、大きな松かさと木の実(ベリー)のリース。ロンドンのフラワーデザイナー、JANE PACKERとのコラボ作品となっています。
森の中をあるけば、どこにでも転がっている松かさと木の実を集めて作ったような、手作り感満載の大きなリースです。森の中には沢山あるけど、見つけた時は子供のように楽しい気分にさせられるのが、木の実や松かさでもあります。
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大きなリースに負けないくらい、太いリボンで縛り、リボンはリースの直径と同じくらいに垂らしています。森から授かった可愛い贈り物を、心から楽しんでつくられた自然派リースですね。
周囲を囲む、薄い網の目の生地が、枯れ葉を形どっていて何ともおしゃれ。
触るとガザガザって音がして、まるで枯れ葉の中を歩いているような音を思い出します。垂らしたリボンが風に誘われてゆらゆらと、揺れる光景が目に浮かびそうです。
クリスマスの季節は、街はネオンで華やかだけど、住宅街は木枯らしが舞い、どこのお宅の庭も枯れた木の枝や葉で茶色。茶色一色です。リースも直径30センチと大きくて、茶色一色。
華やかな色合いのリースも心が躍るけど、都会のネオンに慣れた目には、乾いた季節を肌で感じる機会もそうそうなかったりします。室内は暖房が利いているし、アスファルトの都会だと車の音は聞こえても、風に舞うこの葉の音は聞こえてきませんもの。
年の初めにしめ縄を飾るのは、年神様をお迎えする印なら、さしずめクリスマスリースはキリストの誕生日のお祝い。馬小屋で生まれたイエス・キリストの記念日には、清楚なリースの方がマッチしているのかもしれません。こんなに大きなクリスマスリース、玄関のドアに取り付ければきっと素敵。リビングに飾っておけば、自然と心が和らぎ、1日の疲れも吹き飛んでしまうんじゃないかしらと思えますよね。
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