サンカラー・マックス使ってみました
急なお誘い。
いそいそと洋服を探し、やっと身支度を整えたと思ったら、前髪の生え際に白いものを見つけてしまうと、背筋が寒くなります。どうしよう。。。
前髪を下ろしたり、スカーフで頭部を巻いたりと考えますが、どうしても上手くいかない時は、黒の油性のマジックで1本1本塗りたくなります。
ピンポイントで染める白髪染め
こうした外出直前に白髪だけを染める、ピンポイントの白髪染めは何種類かあります。
先手を切ったのは、ケンコーの『サンカラー・マックス』です。クリーム状の染料を、クシにつけて髪に馴染ませるだけです。クリームなので液だれして、衣類を汚す心配がありません。逆にクリームであるのに、クシだけで髪に馴染みやすくなっています。
コスパが良い
サンカラー・マックスのコスパが良いといえる点は2つ。
全体染めも想定しているので量がある
その後、ステックタイプの部分染めも現れましたが、乾いた髪に白髪の部分だけピンポイントに塗ろうとすると、周囲の髪が邪魔をしてしまいます。こんなことからステックが太く長くなり先端に刷毛をつけて、ピンポイントでなく広範囲につけるタイプが主流になってきています。
ボトル一つ一つに刷毛付きの白髪染めの欠点は、コスパが良くないことです。刷毛は、髪をしっかりとらえて染められるように、しなやかで長さも丁度よい。ボトルの底面のボタンを押すだけで、染料が刷毛に届く仕組みになっています。これだけ、至れり尽くせりのボトルであれば、製造コストが高くてもやむなしといったところでしょうか?
サンカラー・マックスのクリームが入っているのは、普通のチューブです。全体染めも想定している分量で、コスパが割と良いという長所があります。
色持ちが良い
量的なこと以外でも、コスパが良いことがあります。通常、ステックタイプのような白髪染めは、シャンプーをすれば色が落ちるのが普通です。しかし、サンカラー・マックスは、20日から1カ月ぐらいは色持ちします。
実際使用してみると
実際、使ってみました。
塗るときの使いやすさ
クリーム自体は白色で、かなりよく伸び、広範囲に髪に広げていくことができます。公式サイトに『少量で染まる』と書かれていたのは、髪に馴染みやすいからのようです。
塗った後10分経ったか経たないかで、タートルネックセーターをかぶってしまいました。『あっ、しまった!』って思いましたが、「セーフ」、ついていませんでした。雨の日でも安心して使うことができるそうです。
染まりやすさ
さすがに1回塗っただけでは、シャンプー後に見るとしっかりと染まっていません。色がしっかり入っていなかったり(灰色)、塗りそびれて真っ白いままの毛があったりです。3日間ほど外出前にクリームを馴染ませ続けるだけで、白髪はほとんど分からなくなりました。
通常のトリートメントタイプの白髪染めも、1回で真っ黒になるというわけではなく、繰り返し染めていきます。ただ、トリートメントタイプの場合は、染料を塗った後すぐに洗い流す必要があります。塗った直後に、洗い流さなくてよいのは便利です。
髪の手触り
白髪染めをした後、外出先で髪が固まっていることに気が付きました。ハードワックスをつけた感じです。
使い続けると、サラサラ感やつやつや感を重視した染料とは異なり、髪がゴワツいてきました。髪の傷みは気になりませんので、手触りが髪の健康と一致していないようです。
色持ち
色落ちの進行速度もゆっくりで、忘れたころに白髪に気がついていました。
良く染めるコツは晴れの日に塗る
染料は光を利用して染めるのだそうです。曇りの日より晴れの日であれば、ぐっと良く染まります。
低刺激
美容院でカラ―リングをし続けたせいで、ちょっとの刺激で頭皮がピリピリします。今回は、刺激を感じません。連日白髪染めを行い続けても、枝毛や切れ毛になることはありませんでした。
すすぎの時間の手間
深夜浴室で、シャンプー後のすすいだ水を見ましたが、黒ずみは僅かです。何度もすすぐ手間がなく、シャンプーの時間も普段と変わりません。
通常の白髪染めトリートメントを浴室で染めた後すすぎを行うと、染めた髪から黒い液体がでなくなるまで、かなり長時間がかかります。
こんな期待もしてしまった
私は天然パーマである私は、ヘアーセットに毎朝四苦八苦します。苦労しても、やっぱり寝ぐせにしか見えないのが、大きな悩みです。
ヘアエッセンスやワックスやムースと、多くのスターリング剤を試し続けました。サンカラー・マックスを塗ると、心なしか髪が落ち着くようです。これは、スタイリング剤にもなるかも。
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