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子供に必要な日光浴時間がわかれば紫外線対策もしやすい

子供の外遊びは大切

2015年に世界保健機構(WHO)が、「18歳未満までの日焼けが後の皮膚がんや目のダメージ発祥のリスクを高める」と警告をしました。警告前からも子供の日焼け対策の必要性を問われていましたが、お母さんの60%は紫外線対策をしていないと答えているようです。幼児が一人でお散歩

しかし、状況は刻々と変わっている気配です。

最近増えるビタミンD欠乏症の原因

そんなWHOの警告に逆らう、テレビドラマを見ます。フジテレビの『ラジエーションハウス~放射線化の診断レポート~」では、赤ちゃんのビタミンD不足によるくる病を取り上げていました。

太陽光線は人間の体内でビタミンDを作り出す、大切な役割をしています。さらにビタミンDは、丈夫な骨を作ってくれます。

ドラマの中の赤ちゃんは、ビタミンDが含まれる卵アレルギーなために、食事でとるビタミンDが不足していると考えられました。赤ちゃんはビタミンD欠乏のために、軟骨の成長が遅れ骨が通常より柔らかくなるくる病を発症していました。

日常の転倒で骨折を繰り返し、病院通いを行っています。最初はくる病の診断が行われず、医師は親の虐待も疑います。お母さんは大きな怪我を恐れ、家の中で子供を遊ばせ、外出の際は紫外線に当たらないように靴下を帽子を欠かさず身につけさせます。

度重なる骨折の原因が、くる病であることに気が付いたのは、赤ちゃんのO脚の足が通常より曲がっていたためです。進行すればくる病は、正常な発育も阻害してしまいます。ドラマの中でも、お母さんは同世代の子供より、発達が遅れていることに気が付いていました。

紫外線のシャットアウトが原因だった

朝日新聞の医療情報サイトapitalで、ビタミンD欠乏症と診断される子供が年々増えていると書かれています。東京大の北中幸子准教授(小児科)や小林廉毅教授(公衆衛生学)らの分析によると、1~15歳の子どもでは、2009年の10万人あたり3.88から、14年には12.30と5年間で3倍以上に増加しています。

ビタミンD欠乏症の子供の多くは、外出を控えたり、日焼け止めを使っているなどして、紫外線をシャットアウトしているそうです。アレルギーを恐れて、ビタミンDを豊富に含む魚、卵、キノコの摂取を避けていることもあるそうです。

丈夫な骨か紫外線対策か、それが問題だ

子育ても難しい時代になりました。丈夫な骨を作るためには日光浴が必要、さりとて当たりすぎれば、将来のがんの不安につながるといわれるからです。私が子供の頃は子供は外遊びをすれば、心も体も健康になるといわれていたものです。

ビタミンD欠乏症にならない必要な日照時間がわかれば、紫外線対策もやりやすくなります。厚生労働省の調査によれば、1日に必要なビタミンDの量は15μg以上としています。うち、食品からとるビタミンDの目安は5.5μg程度で、日光浴で10μgを補うとされています。

ビタミンDを含む食品

ビタミンDの摂取を日光浴に頼らなければならない理由は、ビタミンDを含む食品が少ないためでしょうか?次にビタミンDを含む食品の含有量は、次の通りです。

  • イワシ丸干し1尾・30g 約15.0μg
  • カレイ小1尾・100g 約13.0μg
  • サンマ1尾・100g 約14.9μg
  • シラス干し大さじ2杯・10g 約6.1μg
  • サケ1切れ・80g 約25.6μg
  • ブリ1切れ80g 約6.4μg
  • 干しシイタケ2個・6g 約0.8μg
  • 乾燥きくらげ2枚・2g 約1.7μg
  • 鶏卵1個 約1μg

なるほど、毎日いわしの丸干しを1尾づつ食べるというのが、なんだか良さそうです。

1日に必要なビタミンDの量

ビタミンDは脂溶性ビタミンで、体に貯めることができるビタミンです。このため過剰摂取をすれば、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化など過剰症をまねくおそれがあります。食品から過剰摂取になることはありませんが、安易にサプリメントに頼ると逆効果を招きます。

1日に必要なビタミンDの量も、年齢によって異なります。米国食品栄養委員会が、年齢別1日当たりの平均推奨摂取量を発表していますので参考にしてみてください。

  • 生後12か月 10μg
  • 小児1~13歳 15μg
  • 14歳~18歳 15μg
  • 19歳~70歳 15μg
  • 71歳以上 20μg

ビタミンDの1日当たりの安全な上限も年齢ごとに異なります。

  • 幼児 25μg~37.5μg
  • 小児1~8歳 62.5μg~75μg
  • 9歳以上、成人、妊娠中あるいは授乳中の女性 100μg
日光浴で作り出されるビタミンDの量

通常、日光浴を1日15分程度で、ビタミンDの生成は十分という話を聞きます。しかし、室内で窓ガラス越しであったり、曇りの日、日陰などでは、生成量は低下します。皮膚の色によっても、ビタミンDの生成量は異なってきます。

健康情報を発信している信頼できる団体のサイトを見ても、基準の時間が異なっていることがわかります。環境省のホームページでは、両手の甲に日なたであれば15分で、日陰であれば30分とあります。日本ビタミン学会や骨粗しょう症財団では、夏期は約30分で冬期は約1時間とされています。世界保健機構では、顔と手に、夏期は約5~15分です。

長時間屋外にいるときは日焼け対策を行う

色々書きましたが、やはり子供は屋外で元気に遊ぶのが自然な姿です。体を動かし汗を流したり、植物や昆虫を目にして季節を感じたり、人のざわめきや車の音、家族以外の人との触れ合いなどから、多くの刺激を受けるべきです。刺激が多いということは、楽しいも大きいはずです。

外遊びをしながら、受ける紫外線の量をコントロールする方法を、これから多くの賢い人が考えてくれるに違いありません。今現在いえることは、長時間屋外にいる場合は、日焼け止めクリームや帽子などで、紫外線対策を行うようにします。午前10時から午後2時までは、紫外線が一番強い時間帯ですので、この時間帯の外出には注意をすることぐらいでしょうか?

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