安い、簡単、美味しい、健康にも良い赤じそジュースを紹介
八百屋さんの軒先で、ラッキョウをぼんやり眺めていたら、隣に赤紫蘇(あかじそ)に気づきました。手書きで、赤紫蘇ジュースの作り方が書いてあり、なるほどこうやって食べるのかと、又ひとしきりそこに立ち止まってしまいます。
赤紫蘇(あかじそ)ジュースで夏を乗り切ろう
店員さんがやってきて、『綺麗な真っ赤な色が出て、美味しいジュースができるよ』という言葉に促され買ってみます。実際作って飲んでみたら、飲んだ瞬間からすっきり感があります。
作り方は予想外に簡単です。ここ数日、急に蒸し暑くなって体調が変でだるいと感じていましたが、飲んだらやっぱり、スッキリ。
今年の夏は、『赤紫蘇ジュース』で夏バテ対策できそうと考えます。効能も、調べれば調べるほど、赤紫蘇ジュースって良いと思いました。
赤紫蘇ジュースの作り方
なんといっても、赤紫蘇の衝撃的な赤に感動してください。『合成の食品添加物なの』って思うくらい、見事な赤です。
群馬県産の赤しそを購入
袋の中にぎゅうぎゅうに詰まっていました。
赤紫蘇ジュースに必要なもの
なんと、袋の裏に梅干しに必要なものと、赤しそジュースに必要なものが記載してあります。
- 赤しそ 一袋
- クエン酸 20g酢の場合は2カップ、レモン汁の場合は3個分
- 砂糖 500~800g(好みに応じ加減)
- 水 2000CC
赤しその葉を水洗いした
水を煮たてて、酢を入れる
赤しその葉を入れて、2~3分煮る
鮮やかな色になったら、葉を取り出す
取り出した葉は、たっぷり水を吸っていますので、コシキ等に入れて上から押さえつけて水を絞りました。
砂糖を入れて20分から30分煮詰める
みてみて、真っ赤よ。
熱いうちに密封瓶に詰める
密封瓶が足りませんでしたので、コーヒーの空き瓶に分けて入れました。空き瓶の蓋には、ボール紙が入っていますので、2回は使えそうにありません。でも、なかなかいいアイディアだと、我ながら感心してしまいました。
飲み方はいろいろ
飲み方は、3~4倍の水で薄めて飲みます。炭酸水で割っても、焼酎などにも合いそうって考えました。
ゼラチンや寒天を使ってゼリーにするのもよし、氷にしてしまってかき氷としても楽しめそうです。
赤紫蘇ジュースの効能について
安くてどこのキッチンにもある調味料で手軽に作れて、しかも体に良いのが、赤紫蘇ジュースです。しかも、真っ赤な色がオシャレで、来客にも出せますし喜んでもらえそうです。
炭酸で割ったり、ゼリー等にすれば、ちょっとしたデザート感覚です。
夏バテに使う梅干し。梅干しのクエン酸が入っている
連日熱帯夜に悩まされる夏は、睡眠不足や空調の温度差により体調が狂い、疲労が溜まりがちになります。冷たいジュースやビールを飲みすぎで、胃腸も弱りがちです。
暑さには梅干しがいいって聞きますが、その理由の一つにクエン酸が入っていることです。赤紫蘇ジュースを作る時にも、お酢やクエン酸を入れます。
クエン酸が疲れ物質乳酸を分解する
お酢にはクエン酸が含まれていて、このクエン酸に、体に溜まった疲労物質乳酸を分解する働きがあるのです。
もうひとつ、疲労回復に役立つ理由があります。食べ物がエネルギーに変わる時、完全燃焼されないまま残る燃えカスが発生します。燃えカスは、酸性です。
この燃えカスが溜まると、体が酸性になって疲労を感じます。酢はアルカリ性ですので、酸性をうまく中和してくれるのです。
運動の後に、レモンを食べるとおいしく感じるのは、レモンにもクエン酸が含まれているためです。
お酢には食欲増進効果が
通常のお米より酢飯の方が、沢山食べられるものです。お酢の味がついているから、『ふりかけ』と同じと考えていましたが、お酢自身が脳に働きかけて、胃液の分泌を活発にさせるためです。
しかも、体内に溜まった毒素を排出させるデドックス効果もあります。毒素を処理する肝臓や腎臓の働きを、活発にさせるのです。
その他、二日酔予防、風邪予防、高血圧予防などといった、健康に良い働きが一杯あるようです。
美容に期待できる赤紫蘇
赤紫蘇の赤い色は、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールです。眼精疲労によりブルベリーにもアントシアニンが含まれていますが、目の網膜にあるロドプシンを活性化する作用があります。
アントシアニンの他、オメガ3やα-リノレン酸が含まれており、血液サラサラが期待できそうです。疲労回復だけでなく自律神経の乱れによる生活習慣病対策にも使えます。
試してみて!
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