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疲れた心が安まるお酒に赤ワインを候補に

鼻から抜けるぶどうの香りがリラックス度を高めた

6月の後半から7月の現在まで、旦那の仕事にかりだされています。暑い炎天下の中での仕事もあり、時にはお客さんに、『仕事が終わったらやっぱりキューッと一杯だよね、絶対』といわれます。

ハードな仕事で疲れた時はお酒で、凝り固まった体や心を開放させたいのは万人の心理。でも、お酒を飲んだからといって、疲れがとれわけではありません。疲労回復は、睡眠が一番です。アルコールの解放感が、緊迫した心と体を弛緩しますが、疲れがとれるのとは別物です。

なんて、相変わらず意味不明な屁理屈を書いているわけですが、お酒で心が休まるかもと思ったのは、次の赤ワインを飲んでからです。フルーティなぶどうの香りが、気持ちを心地よくさせ、疲れた心を温めてくれます。 グラン・ヴァン・ルージュ

グラン・ヴァン・ルージュのリラックス効果

先月、受けたワイン講習のソムリエさんが、アロマセラピーにも興味があると言われましたが、ワインは香りで癒されるようです。ワインをアロマで表現しているお店もあり、なるほど、通じるところがあります。

私が今回、これは癒されるワインと思えたのは、シャトー・ダングレス/グラン・ヴァン・ルージュです。 グラン・ヴァン・ルージュを最初に試飲した時に、こちらの記事で正義を感じるなんて表現しましたが、家でじっくり味わってみると違いました。封を開けた時に部屋に広がるぶどうの香りと、口に含んだ時に、強いアルコールを気になりました。

ワインは、ワインの温度や一緒に食べる料理によって味が違いますが、飲む場所によっても随分と違うのですね。 部屋の空気、一緒の過ごす人たちの親密度も味や香りを変えてしまいます。何より、自分の体調や精神状態も、少なからず影響するようです。

よく緊張すると口が渇くといわれます。緊張状態の時は、唾液の状態は粘性が強くなります。疲れていたりストレスが溜まっていると、酸味が感じにくく、甘みや塩みを感じやすくなるのだそうです。緊張が和らいで酸味を感じれば、酸味は気分を爽やかにしますので、リラックス効果も高まるというわけです。

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また、グラン・ヴァン・ルージュは強いアルコールで酔ってしまい、酔った状態で嗅ぐワインの香りで、疲れた心が休まります。

グラン・ヴァン・ルージュの生産地

グラン・ヴァン・ルージュの産地であるラングドックは、フランスの南で地中海に面しています。晴れの日が多い地中海性気候で、海風によって運ばれる塩分と石灰質土壌でミネラル豊富な土壌を作り上げています。こうした土壌で作られるラングドックのワインは、日常的に飲める価格帯でありながら高品質といわれています。

フランスのワイン生産地は、ボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュなどが有名ですが、ラングドックのワインは、そうした地域に引けを取らずに、フランス全生産量の1/3にあたります。意外ですね。しかもピオと呼ばれるオーガニック栽培を手掛ける生産者が多く、畑面積の32%をしめているそうです。

ラングドックの中のクラップ(シャトー・ダングレスの畑がある地区)は、年間300日間の日照りがあり、平均気温は14です。

シャトー・ダングレスの畑は、ビオではないものの環境保護地区内での栽培のために、厳しい規制を守らなくてはなりません。そのためビオに近い状態で栽培しています。湿気から起きる虫や病気も少なく、農薬に頼らない害虫駆除方法を採用しています。

シャトー・ダングレスの生産者であるエリック氏は、かつては、ボルドーのシャトー・ラフィット・ロートシルドで8年間醸造長をしていた方です。この辺の意味するところは、ワイン通でないので良く分かりませんが、まぁ、ワイン生産のプロであることには間違いありません。

グラン・ヴァン・ルージュのぶどう

グラン・ヴァン・ルージュで使われているぶどうは、ムールヴェードル40%、シラー40%、グルナッシュ15%、カリニャン5%のぶどうです。いずれも赤ワインのぶどうの品種で、温暖で乾燥した地中海の気候で栽培しやすい品種です。

カリニャンは地中海沿岸地域だけで栽培されている品種であり、病気に弱いグルナッシュは、地中海沿岸地域の乾燥した気候が、病気を防いでいます。

グラン・ヴァン・ルージュは、地中海沿岸地域のぶどうの特徴が分かったような気になれるワインのようです。

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