この記事の目次
草花のコンパニオンプランツ情報を広げよう
『コンパニオンプランツ』という言葉は知っていましたが、野菜を育てるためと思い関心はありませんでした。昨年暮れに成長の良かったペチュニアとデージーを、小さなプランターに寄せ植えしたら、その成長がダントツでした。デージーだけを単体で植えたプランターは、次々と枯れていくこの頃ですが、寄せ植えのデージーは長持ちしました。
紫色のペチュニアは単体、ピンクはデージーとの寄せ植え、デージーは後ろ側のぼやけた花です。

コンパニオンプランツとは、日本語にすると共栄作物、共存作物となり、同時に植えることで、お互いの長所と短所を補って様々な良い効果を生み出す現象をいいます。例えば虫にも好き嫌いの植物があり、嫌いな植物と一緒に植えると防虫作用が期待できるといったことのようです。
科学的に解明されている例は少なく、多くは経験した方の口コミで広まりました。その良い効果とは、具体的に次のようなもの。
- 病気予防
- 成長促進
- 防虫作用
- 味や香りを良くする
- 花の色を濃くする
コンパニオンプランツといわれている植物でも、組み合わせが悪いと足を引っ張り合い、マイナスの結果になることもあります。
発見した補いあう弱点
ペチュニアとデージーを寄植えして、お互いの弱点をクリアしていると思われる点を少し書いてみようと思います。但し、私は科学者ではありませんので、根拠はわかりませんし、たまたま他の条件が重なってのことかもしれません。誰かが私と同じような経験をした時、この記事を見つけて『やっぱり、同じ』とニンマリしてくれれば幸いです。
デージーが根詰まりしない
私が育てたデージーは、モンストローサという種類で、プランター一杯に根を張り巡らせます。花をつけ始めたら、次々と花を咲かせ勢いが衰えないのは、地中に根が張り詰めているためです。根詰まりをし始めると、植木鉢が直ぐに乾きしおれた状態になります。
一回り大きなプランターに植え替えても、根がギュウギュウに詰まり絡まってしまうと、水を吸収できなくなります。こうなると回復も難しのです。例えば、根をほぐして切るとかもありますが、経験不足でその時は考えが及びませんでした。
ところがどうでしょう?ペチュニアを寄せ植えしたデージーは、根詰まりをしたプランターより半分弱スペースでありながら根詰まりしないのです。
根詰まりをしないまま、寿命が近づいてきたようで、普通に枯れ始めてきています。
デージーの花にアブラムシが付きにくい
これも不思議な話でして、隣に単体で植えているデージーの花にはびっしりとアブラムシが細かくついているのですが、寄せ植えの方にはあまりいません。
ペチュニアとてアブラムシはつきやすいはずで、タマタマなのか頭を悩ましてしまうのです。
ペチュニアの成長が半端ではない
ペチュニアを種から育てたのは2回目ですが、どんどん枝を広げて膨らんでいきます。ある程度大きくなると、花の重みで茎が下を向いてしまいます。普段はボリュームを出すために、同じプランターに3本ぐらい植えて、お互いの茎で支え合っています。
寄せ植えしたペチュニアのふくらみは半端なく、茎も耐えています。
情報を出し合えば正確になるし園芸マニアも喜ぶ
コンパニオンプランツの働きは、良く解明されていない経験値からわかってきたことです。野菜の情報は詳細がありますが、まだまだ草花に関しては少なく残念です。園芸好きが各々の経験から、情報を出し合えば、最初は勘違いでも少しづつ正確な情報になっていくはずです。
私も発見したら当サイトで報告します。他の方からもどんどん情報が上がってくればいいですね。
スポンサードリンク