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トルコギキョウって棘のないバラなの?

小ぶりな八重咲きで1カ月は咲く

サカタのタネが開発した、早生極小輪ばら咲のトルコギキョウ フルフルシリーズは、見た目はバラと見間違えるほどです。バラの花は好きだけど、棘が苦手という人にはおすすめです。

トルコギキョウの種類が多く、その多くはカップ咲きで華やかです。花期は1カ月ぐらい咲き続け、棘がないので花柄が取りやすいです。茎が長く伸びますので切り花にもできます。ただ、発芽から開花までの期間が長い割には、1年で終わってしまいます。

私が今年育てた、フルフルシリーズとロジーナシリーズと八重咲き大輪バラエティーをご紹介。

下記の写真は、フルフルシリーズ。

トルコギキョウのフルフル

フルフルシリーズ

高さも70センチあるかないかで、支柱も根元から10センチのぐらいのもので自立しました。4センチほど小ぶりの八重咲で、花びらが開き切ることがないので花粉が見えません。個人的な感覚ですが、花粉が見えるバラの花ってエロチックです。蕾状で咲くか、花びらギュッと密集しているバラは、奥ゆかしさを感じます。

枯れる時は、再び花びらを閉じて蕾状になり、茶色くなります。この枯れた花の姿もキュートです。

トルコギキョウのフルフルが枯れたところ

近所の花屋「HANAKO」で、フルフルシリーズを1度見たことがありますが、翌日には売り切れていました。なかなか人気があるようです。

暑さに強い

プランターを置いている場所は、猛暑の中の西日のキツイところです。暑さに強い花のようで、葉も花も痛まず1カ月以上咲き続けています。

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枝が広がらなかった

私が種から育てた時にありがちな失敗で通常は違うかもしれませんが、枝が広がらずに、花間どうしの隙間が埋まりません。トルコギキョウ自身が横に広がらない性質なのか、私の力量が足りないのかは不明です。プランター全体の姿は、貧相になってしまいました。もしかしたら、肥料不足かも。。。

ロジーナシリーズ

白地に紫色の縁取りを持ち、さらに八重咲のロジーナは、花径6センチで中輪といったところでしょうか?バラの花の印象も少しありますね。涼しげな姿が真夏の暑さを忘れさせます。

トルコギキョウのロジーナ

八重咲き大輪バラエティー

上記の2つより、ちょっと花が大きめです。

種から育てるには根気がいる

トルコギキョウの種は秋まきで、種が小さく難しいためでしょうか、サカタのタネでは種まき用のグッズを用意しています。好光性種であるので土をかぶせないために、小さな種が飛ばないようにします。発芽前は新聞紙をかけ、発芽後は日光に当てます。

実際、種から育ててみると発芽までの期間も長い上に、発芽率が思わしくありませんでした。トルコギキョウの種を3袋ばかりまきましたが、実際、成長したのは10株ぐらいです。

発芽したとしても芽は容易に大きくなりません。小さな芽が米粒ぐらいのままで、成長しません。春になっても、2~3センチぐらいじゃなかったかと思います。

種から育てるにはかなり、根気のいる植物です。

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