ハーブティ目当てで休憩をとる
パソコンでブログを書き続けると、休憩なしで長時間画面を見続けてしまいます。すぐさぼってしまう私の場合、夢中で集中している時間は貴重です。パソコンの目の影響も気になるけれど、集中を途切れさせるのも勿体ない!
この時の目のレンズは、毛様体筋と呼ばれる目の筋肉を使って分厚くなります。パソコン画面を見続けている間中、毛様体筋はずっと緊張しレンズを膨らませ続けるために、目の周りの筋肉が疲れるのです。
パソコン作業をすると、目がしょぼしょぼするとか、痛いとか、ぼやけたりするのは、毛様体筋の疲労のせいです。パソコンの目の影響が気になる瞬間です。
休憩をとって毛様体筋を休める
1時間に1回、休憩をして遠くを見る時間をもてば、収縮していた毛様体筋が緩み、厚みのあるレンズも薄くなります。目の周りのツボを押したり、目の周りにしわができるくらい力を入れて目を閉じた後一瞬で目を開いたりして、血行を促す方法もあります。
ただ、折角の夢中になっている時。休憩なしで打ち続けることがほとんどです。最近では、朝から目がぼやけるようになりました。パソコンの目への影響が恐怖です。
休憩が楽しくなる方法にハーブティを思いつきます。
ハーブティには休憩以外に目に良いことがある
もう一つ、ハーブティに利点があります。
目の疲労で病院へ行けば、処方されるのは目薬です。たまに、ビタミン剤も入れてもらえることがありますが、多くの眼科では目と体は、切り離されて治療されるものです。糖尿病の合併症に、視力が失われるリスクが注目されている昨今でさえ、眼科で内服薬を処方された話はあまり聞きません。
パソコンでの目の影響対策は、自主管理で行うのが普通。これだけ多くの人が悩まされているのに、決定的な対応策がないのもおかしな話です。ちょっと待って、これは目に限っただけではありません。予防医療に関心が高まった昨今、次々に放送されるテレビの健康番組を見ながら、決定的な対応策がないからこんなにも情報が蔓延するのでしょう。
大人はパソコンが事務用品になってしまった今、パソコンを見続けられる丈夫な目でなければなりません。年を取ってしわやシミができるのを防ぐサプリメントがあるなら、目にも良い栄養があってよいではないでしょうか?そうそう、有名なところではブルーベリーとかでしょうか?
西洋医学のように体をパーツごとに切り分けで治療するのとは違い、漢方では体はすべてつながっていると考えられています。目が疲れやすいのも、つながっている体にも原因があるそうです。
漢方には目に良い「杞菊地黄丸(ごぎくじおうがん)」があります。
杞菊地黄丸(ごぎくじおうがん)の成分は、クコシ、キクカ、ジオウ、サンシュツ、サンヤク、ブクリョウ・ボタンピ・タクシャなどです。その中で特に目に良いといわれているのは、クコシとキクカ。
薬草を単体で錠剤として提供している漢方はありません。目に良いといわれているクコシとキクカを処方したいと思えば、ハーブティで飲むのが1番手軽なのです。なんと、繋がった!!
漢方薬局で処方してもらうと、結構お高いですからね。ハーブティは、手軽に薬草を楽しめる良い方法ですね。美味しいだけではなく。
というわけで、休憩時間にハーブティを飲むと思いついた後に、それならばパソコンの目への影響を和らげるハーブを飲もうということになったのです。
ちょっぴり舌を刺激する渋みにはまる
美味しいハーブティを見つけました。国産で香りが豊か、無農薬にもこだわっているお店「八重撫子」というお店です。今回注文したのは、無農薬ではなさそうですが、香りと舌を刺激する苦みにすっかりはまりました。
ハーブティが美味しければ美味しいほど、お茶の時間は重要なファクターになってきます。仕事の進捗具合に関わらず1時間後にお茶を読むと決めたら、すんなりと休憩がとれるようになりました。なるほど、喫煙者がどんなに忙しくても、禁煙ルームに通うあの気持ちが理解できます。
ティポットに入れて、最初は熱湯で蒸らして飲んだ後、2回目は熱湯を入れてレンジで煮だして毎日飲んでいます。単品だと2回目は完ぺきに出がらしですが、ブレンドしているとまぁまぁ、行けます。
癖のある味なのに家族に飲ませてみても、誰も嫌がりません。味の癖も心地よい万人うけする癖があるのですね。
次のハーブ3種を、各々同じ分量ポットに入れて毎日飲んでますよ。
菊花(キクカ)
菊の花を乾燥させたもので、中国では2000年以上前から栽培しています。清の西太后(せいたいごう)が使っていた処方集に、肝機能を補い、目を明らかにすると書かれています。
ビタミンB1、ビタミンA、アミノ酸が含まれています。
ティポットの中で、小さな球体のものが菊花で、見た目も愛らしい姿です。匂いはハッカに似たツーンと鼻を刺激しします。味も刺激的でひときわ苦く、他の茶葉を引き立てているようです。
単体で飲んでみると、喉元でふんわりと苦い香りが広がります。苦みが口の中を舞うのです。
目薬の木(メグスリノキ)
別名「長者の木」や「千里眼の木」、「ミツバナ」、「ミツバハナ」といわれています。粉上になっていて、目の粗いティポットの口からカップに流れ込んでしまいました。
ロドデノールやエピ・ロードデンドリン、トリテルペン、タンニン、ケルセチン、カテキンなどが含まれています。
利尿効果があるようで、就寝前に飲むときは目薬の木は、外すようにしています。
枸杞(クコ)茶葉
別名「延命茶」と呼ばれ、不老長寿の漢方として扱われています。2012年2月29日のフジテレビで放送された「ホンマでっか!?TV」で紹介されて以来、人気のハーブです。
海産物に多く含まれているアミノ酸ペタイン、ビタミンP(別名ルチン)、バナナやホウレンソウに多く含まれているカリウムが含まれています。
クコ茶葉の乾いた茎状のものが、ポットの中で揺れる姿はそうかわいくありませんが、味には愛嬌がありました。一口、口に含むと渋ーい味ですが、飲み終えると甘さが残ります。単品でありながら味の変化が楽しめるのも、ハーブティの良いところです。
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