ヤセ菌を増やして筋トレできる食材を常備しよう
昨日のNHK『これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ』で、三宅智子さんの太らない体質の理由を知りました。三宅さんとは、大食いのギャル曽根さんや魔女菅原さんの後に続く、フードファイター(大食いタレント)さんです。
三宅さんのサイト『世界を食べつくせ~!!』のプロフィールによると、趣味 大食い、特技 早食いなんだそうです。でも、身長152センチ 体重40Kg ウエストは56センチなんですよ。世の中、不公平な気がしませんか?
ヤセ菌を増やせば太らない体質になる
三宅さんは毎日、1日7000千キロカロリーを夕食に食べているのに、何故こんなにスリムな体型でいられるのか不思議ですよね。その訳は、三宅さんの腸内細菌には、バクテロイデス菌とビフィズス菌が、普通の人より多いからなのです。
バクロロイデス菌やビフィズス菌は、通称ヤセ菌といって、天然の肥満を防ぐ薬となります。
この二つの菌は、短鎖脂肪酸を作ります。短鎖脂肪酸はその名が示す通り、脂肪酸より結合されていますが炭素数が短い物質です。炭素が、6個以下のもの。酢酸、プロピオン酸、酪酸等のことのようですね。
腸内で作られた短鎖脂肪酸は、エネルギーとして使われ、残りは血液を通り脂肪細胞に届けられます。短鎖脂肪酸は脂肪細胞を取り囲み、次に来る脂肪をブロックして中に入れさせません。こうして、脂肪が増えないので太らないのです。
腸内細菌の中のヤセ菌を増やすには、水溶性食物繊維を食べることです。ひじき、らっきょう、切り干し大根、納豆、ごぼうに水溶性食物繊維が含まれています。
番組の司会をした、フットボールアワー岩尾さんが、ヤセ菌を増やすための実験をしました。岩尾さんは、身長171センチ、体重82Kg。
食制限なしで普通の食事を行います。(大食です。)2週間の間に、らっきょとオートミールを加えて食べ続けました。結果は、若干ビフィズス菌が上昇していました。
食品ですから、薬のようなわけにはいかないのでしょう。ただ、水溶性食物繊維は、ヤセ菌以外の腸内細菌の餌ともなるので、沢山食べて副作用になることはありません。簡単に実行できる太らない体質改善として、取り入れやすいですね。
腸トレを行って太らない体質になる
腸内のヤセ菌を増やす以外に、痩せるには腸を鍛えるのが良いと言われていました。TVで、腸の映像が映ったのですが、お花の映像化と思うくらい綺麗なピンク色をしています。
腸を若返らせることで、腸内細菌のバランスを良くすることができます。腸の中には、3種類の細菌が住みついていますよね。美と健康に必要な善玉菌、老化をすすめる悪玉菌、善玉でも悪玉でもない日和見菌があります。
腸が衰えていくと、善玉菌が減少して悪玉菌が増えてしまいます。腸を若く保つことで、腸内細菌をコントロールさせることができるのです。
腸トレの方法は、消化の悪いものを食べことです。腸の中の食物が中々消化されないと言うことは、血糖値が緩やかになることで、脂肪を溜め込みにくくするといことにも繋がりますよ。
TVでは消化の悪いものの食べ物の事を、「縄文人健腸法」と呼び、縄文時代のような火を使わない調理法をすすめていました。当時は、狩猟と採集の時代で、魚、きのこ、どんぐり、くり等を、生のまま食べていました。そのため腸は、ぜんどう運動を繰り返し、働かざるを得なかったようですね。
現代版の縄文時代の食事を、紹介していました。それは、いくら、もずく、なめこ(火を通して下さいと言われていました。)、山芋を混ぜ合わせたものです。
最後に
この頃私が、記事にしている低GI食品も、水溶性食物繊維であり腸トレ食材である事に気が付きました。なかなか、縄文時代の食材ばかりとはいかない現代社会です。美味しいものが、氾濫していますすしね。
先の岩尾さんの実験ではありませんが、加えるだけで、腸トレができたり、ヤセ菌を増やすことができるものが1品でもあれば、便利だと思いませんか?
『無性に甘いものが食べたくなるし、糖質制限の我慢ができない』の記事で、紹介してみました。
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