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お菓子がやめられない女子が、甘いもの食べたく無くなるには

アンバランスな食生活が引き金となっている

お菓子が止められない理由に、ストレスとか甘いものが無償に好きだからといったことがありますが、実は、心だけではありません。アンバランスな栄養状態も関係しています。 ビスケット

止められない状況をさらに、つき詰めていきますと。

  • 口寂しい
  • 満腹感が持続しない

口寂しいのは、目の前にある仕事や勉強に集中していないためであり、集中できないのはタンパク質不足という説があります。満腹感が持続しないのは、やはりタンパク質や食物繊維などを食べていないためです。

何故、集中している時は食事を忘れるのか?

子供のころ、食事を忘れて夢中になって遊んだ経験がある方も、多いはずです。社会人になっても、忙しくて昼食を摂る暇がなかったなんてこともあります。

こんな時は、当然血糖値は、下がっているはずです。強い空腹感を感じるはずなのに、何故、お腹が空いた気がしないのでしょう。

集中力が高まっている時は、「セロトニン」、「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」といったやる気ホルモンが分泌されています。特にセロトニンは、食欲を抑制するホルモンと言われています。ドーパミンは恋をした時や嬉しい時に、過剰に分泌されるホルモンで、やはり食欲抑制の作用があります。

これらのホルモンが足りないと、集中できなくて、ついつい甘いお菓子の誘惑に負けてしまうのです。素敵な恋に夢中な時代を、思い出してください。ドーパミンが分泌されて、食欲を抑えることができたはずです。

セロトニン不足が、甘いものを引き寄せる

逆に、セロトニンが不足すると、脳の中の満腹中枢が機能しなくなり、いくら食べても食欲抑制が利かなくなります。食欲抑制だけでなく、イライラしたり、僅かなストレスでも直ぐに落ち込んだり、不安を強く感じる、仕事や勉強の気力が続かないといった現象も起きてくるのです。 最近良く耳にするうつ病も、実は、セロトニン不足を疑う声が大きくなっています。

セロトニンは、幸せのホルモンと言われていますが、甘いものを食べた時も脳は幸福感を強く感じます。脳自身が糖で出来ているために、脳の栄養な無くならないように、幸福感と言うご褒美を出しているのです。

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セロトニンが不足して憂鬱になった気分から、逃れるために、甘いものを代わりに食べてしまいます。しかし、こうした糖分がセロトニンを増やすわけではなく、逆にセロトニンを減らしてしまうのです。

一時的な脳の幸福感にすがると、甘いものを止められない状態になります。

セロトニンの原料は、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンとビタミンB6です。トリプトファンは、魚や肉、卵、チーズなどのタンパク質食品に多く含まれています。ビタミンB6が多く含まれる食品は、ニンニク、まぐろ、酒粕、牛レバーなどとなります。

満腹感が持続させるタンパク質と食物繊維

甘いものに多く含まれている糖質は、得てして消化吸収が早い食べ物であるために、満腹感は持続しません。

満腹感を感じる一つとして、血糖値があります。 消化が速いと、一度に血中に糖分が流れるために、代謝が間に合いません。血液中の余分な糖分は、脂肪となって蓄積してしまいます。毎日、お菓子ばかりを食べることは、どんどん脂肪を溜め込んでいる状態です。血糖値も直ぐに下がるために、直ぐにお腹がすいてしまうのです。

逆に消化がゆっくりだと、血液中に入り込む糖分がゆっくりなために、エネルギーとして代謝されていきます。血糖値が一定な状態が続くために、満腹感の持続となります。

タンパク質は、糖質より消化に時間がかかります。食物繊維は、タンパク質より消化に時間がかかります。消化時間を不等号で表すと、『糖質<タンパク質<食物繊維』となります。

食卓には、糖質、タンパク質、食物繊維などをバランスよく載せるべきです。

現状の食習慣を断ちきるには

理屈では分かっていても、現状の食習慣を断ちきることが難しいのが事実です。極端な食事制限をしても、体調を壊してしまうのが関の山となります。

食習慣を変えることが大前提ではありますが、当時に、生活も変えてみてはいかがでしょう。新しい習い事を始めたり、社会人サークルに参加したり、ボランティアを始めたりと、夢中になるものを作っていくことです。

甘いもので脳を誤魔化すのではなく、心から楽しい事をし続けていけば、いつの間にか甘いものから遠ざかることができるはずです。

と、偉そうなことを書きましたが、私も甘いものには目がありません。 軟弱にも満腹感持続のために、えんばくを利用し続けています。初めて、3カ月目ぐらいです。

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