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更年期に太る!対策は飲み物に硬水を加えてみた

更年期の悩みを健康的に解決したい

私もついに更年期も終盤になり、【おっさん化】しつつある自分を受け入れざるを得なくなりました。更年期につきものの、シミやシワの悩みはかわいいもん。髪の毛のパサツキや、すぐイライラすることもまだ我慢できました。しかし、一直線の体重の増加に、一週間単位の便秘と体調的なことが加わると、能天気な私も真顔にならざるを得ません。

私は更年期の体調管理の一つに、硬水を加えることにしました。硬水に含まれるミネラルを、ノンカロリーで摂取できる水は、まさしく、更年期の太る対策につながります。

特にカルシウムは、女性ホルモンの影響で不足しがちになり、骨粗しょう症を引き起こします。カルシウムの働きを体内でスムーズに行わせるには、マグネシウムも必要で、『カルシウム:マグネシウムが2:1』の割合で摂取することが望ましいとされています。

カルシウムとマグネシウムが、豊富に含まれる硬水は、実は更年期の飲み物にぴったりと感じています。しかも、この2つのミネラルは、太る対策にも十分貢献します。その理由は、次の通りです。 体重計と花

あなどれない更年期障害が引き起こす病気

胃腸も弱くなり、胃が痛くて内科を受診をする機会が増えました。 一方、漢方の先生に勧められた食物繊維入りの生薬を飲んで、2週間以上の便秘に悩まされます。食物繊維のサプリや漢方が、年を取るほど苦手になりました。

便秘に良いと言われる食物繊維が逆になる理由は、不溶性食物繊維を摂るからで、水溶性食物繊維なら便を軟らかくするので大丈夫といわれています。しかし、水溶性食物繊維も私の場合ダメでした。定期で購入していた水溶性食物繊維が、既に役に立たなくなってきました。今まで使っていた整腸剤、ビオフェルミンの効き目も弱くなりました。

更年期の便秘は、『弛緩性便秘』と呼ばれ、腸内で便を動かすためのぜん動運動が弱まることが原因のようです。『私もこれかな?』とガックリ。女性が1番多く亡くなるがんは、大腸ガンで、しかも40歳以上でかかる人の割合が激増しています。更年期と少なからず関係していると、睨んでいます。

更年期は、イライラしたり、太ったり便秘も引き起こすだけではありません。更年期障害が、脳梗塞や心筋梗塞の生活習慣病につながる危険性もあるのだそうです。

病気ではないけれども、気になる体調の不調は、改善したいと思いながら、1日がどんどん過ぎていき、1年があっという間に過ぎていく状況です。誰もが耳にする更年期障害ですが、コレハというキメ手がないのも事実です。

更年期に太る理由

更年期に太る理由は、基礎代謝の減少と、女性ホルモンであるエストロゲンの減少です。ちなみに、基礎代謝とは、人間が何もしていなくても消費するエネルギーのことです。

ただ、基礎代謝は、筋トレやタンパク質の摂取を心がければ、急速にダウンすることはありません。こんな私も、心がけています。日本人の平均寿命が延びましたが、運動による健康への貢献度を多くの人が知るところとなったからでしょう。代謝が上がれば、若々しい身体の維持も可能ですからね。 一方、ホルモンの減少の方は、良い対応策を聞きません。

更年期にエストロゲンが減ると太る

更年期とエストロゲンについて、次に詳しく書きます。

ダイエットを助けると言われているエストロゲンが減少

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類あります。更年期に減少するのは、エストロゲンの方です。 エストロゲンは、女性らしい体つきを作り出すホルモンとして知られており、ダイエットや運動に効果が出やすくさせます。また、体内のカルシウム量を調節し、骨からカルシウムが溶けだすのを防ぐ働きを持っています。更年期に、エストロゲンが減少することから、カルシウム不足になる人が多いのです。

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プロゲステロンは、体が疲れやすくイライラ感を促し、水分を溜めこみやすくします。大腸のぜん動運動が低下するので、便秘を誘います。自立神経の働きも鈍くなり、ダイエットには適しません。更年期には減少しませんので、プロゲステロンの働きが、そのまま更年期障害につながるようです。

エストロゲンの減少はカルシウム不足を引き起こす

エストロゲンが減少すると、カルシウム不足になる可能性があります。更年期と骨粗しょう症への不安は、誰もが知るところですね。

ところで、カルシウムは、骨や歯を作るだけでなく、太りにくい体を作るってご存知でしたでしょうか?

カルシウム不足になると、骨や脂肪のカルシウムを溶かして補いますが、脂肪から取り出されたカルシウムが、脂肪を貯めやすくさせます。カルシウムは腸から脂肪の吸収を、抑える働きもありますが、不足すると脂肪がそのまま腸に吸収されてしまいます。

さらに、カルシウム不足は体温を下げます。体温が1度下がると、基礎代謝量は13~15%下がりますので、基礎代謝を下がり、痩せにくい体にしてしまうのです。

カルシウムが不足すると筋肉にも影響があり、筋肉の収縮力が弱まり、快活な日常生活に支障を及ぼします。

エストロゲンを増やすことはできないけれど、カルシウム不足なら食べ物などで対応することが可能です。

更年期に便秘になると太る

更年期の便秘を体験しましたが、若い頃のそれとは次元が違います。放置しておけば、慢性的に何カ月も続きますし、2週間でない状態も普通です。(汚い話ですみません。)

更年期の便秘は、最初にチラリと書きましたが、弛緩性便秘です。ぜん動運動をするパワーがないのですから、食物繊維で無理やり腸壁を刺激して便意を、促す方法は上手くいかない場合もあります。

放置しておけば、大腸ガン。大腸ガンに至らなくても、基礎代謝を落ち、太る原因になります。

マグネシウムで対策

マグネシウムは、市販の便秘薬でも医療現場でも使われています。水分の吸収を高めて、便を軟らかくしたり、食物繊維と一緒にとると、腸のぜん動運動を助けると言われています。特に、高齢者に処方されていることから、胃腸の衰えにも対応できそうです。

マグネシウムは、糖質をエネルギーとして燃やしやすい形に分解する作用があります。マグネシウムを十分に摂っていれば、糖質は代謝されて脂肪になりにくくなります。マグネシウムは、糖質を分解するために常に使われているために、毎日、食べ物で補い続ける必要があります。

マグネシウム不足の人は、太りやすい体質を作ります。

マグネシウムが多く含まれている食べ物は、大豆、豆腐、油揚げ、納豆、ワカメ、昆布、イワシ、エビ、アサリ、ナマコなどです。

過剰にマグネシウムを摂り過ぎても、健康であれば、余分なマグネシウムは尿中に排出されるので、過剰症にはなりません。腎機能が低下している場合は、高マグネシウム血しょうが起こりやすくなります。また、サプリメントや市販の便秘薬でマグネシウムを摂り過ぎると、下痢を起こすことがあります。

日本人の食事摂取基準(2015年)で、30~69歳の女性の1日のマグネシウム推奨量は、290mgです。硬水に含まれているマグネシウムは、多めに見積もっても100ml当たり10mgで、500ml飲めば50mgで、サプリメントと違って、そう気にする量でもありません。

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