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似ている言葉を写真で見比べる

詳細説明は写真に如かず。。。かな

インターネットで「似ている言葉」と検索すれば、一覧表になって多くの似ている言葉を知ることができます。検索エンジンを使って「川 河 違い」と並べて入力すると、知恵袋のような質問サイトで詳細を知ることができます。

でも、多くの人は川に関する文を書く際に、この文章では「川」かな、それとも「河」だろうかなんて考えません。頭の中でこういうパターンの時は川で、こういう状況の時は河と記憶しているからです。職場や趣味で常に使う語彙は決まっていて、あえて辞書を調べるまでもなく似ている言葉を正しく使い分けています。

仲の良い女の双子

改めて似ている言葉の一覧をひとつづつ読み進めると、かなり退屈です。言葉を言葉で理解することは、わりと難しいとも感じるのです。

似ている言葉を左右見開きの写真で、対比させている本を見つけました。これが思いの他面白く、あやふやなまま使い分けていた言葉は意外と多いことに気が付きました。「百聞は一見に如かず」なんてことわざがありますが、まさしく「詳細説明は写真に如かず」といったところです。記憶にも残りやすく、その言葉自身にも興味がわきます。

言葉が日常に緊張感を与える

「似ている言葉」 おかべたかし(文)、やまでたかし(写真)、東京書籍より出版された本です。東京書籍は学生の頃、散々教科書でお世話になった出版社で、読んだというより学ばせてもらった読後感です。

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取り上げられている言葉は、漢字が多く同音で似たような意味をもっています。もし、私が外国人であれば、「こんなにも、重箱の隅をつつくような言葉を使い分けなければならないのか」と、ため息がでていたでしょう。

いや、日本人とて「原料」と「材料」とか、「恐い」と「怖い」とかいった言葉を正確に使い分けている人は少ないでしょう。

ページをめくっていて、ブログの文章で常に引っかかる似た言葉をいくつか、頭に浮かんできました。残念!!この本で取り上げてはいません。ネットや辞書で調べたりもしますが、理解できないまま適当に(私はダメ人間です)、書いていた言葉も2、3あります。

言葉を正しく知るということは、日々の暮らしを大切にすることに繋がります。似ている言葉の違いは、大きさが異なっていたり、加工方法が違う、動作が違う、道具であれば使う状況が異なるといったことです。

この違いを一つ一つ拾い集めていくうちに、ぼんやりと惰性な生活を警告された気がしました。もっと、「丁寧に生きてよ」と言われた気分です。

さて私がブログを書くのは制作か?

さて、私がブログを書くを表現するとどうでしょう。便利な情報が読み手にとっては実用品と感じれば「製作」となり、いや読み手の心も動かせられる芸術品と感じるなら「制作」となります。「制作」でありたいという気持ちが、ムチになって私を打ちます。

まぁ、まぁ、まぁ、(笑)。例えばの話です。私の場合はそんな大げさなものではなく、「製作」と同じ意味を持ちもっと優しく表す「ブログ作成」といったところですかね。

仕事以外でも、日常生活にちょっぴりスパイスがもらえる一冊です。 ↓

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