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扱いずらい子供をどう考えるか?

扱いにくいのは自立しているから?

私は自分で言うのもなんですが、親にとってどちらかというと扱いやすい子供だったと思います。右を向けと言われれば、素直に右を向いてしまうタイプです。

だた世の中には、右を向けと言われれば背中を向けてしまう子供もいるわけです。『可愛げがない』という言葉が、思いつきます。

世の中の小さな子供を持つ、お母さま方に知ってもらいたい本 『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?』を紹介します。

天才ほど子ども時代は扱いずらかった

ところがどうでしょう?「偉人」や「天才」と呼ばれる人の子どもの頃は、優等生ではなく育てにくいタイプが多かったというのです。自分のやりたいことがあるから、大人の言うことなんて聞かないのだろうと著者は結論を出しています。

扱いにくいのは自立しているからでしょうか?まぁ現実そうでないこともあり、単に親や先生に逆らうのを、楽しんでいるひねくれた子供もいますよね。(;-_-) =3

『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?』では、扱いにくい子供を無理に治そうとしなかった、親たちの話の数々がのせられています。時には学校の先生に逆らって退学させてまで、我が子の意志を守った母親もいたのです。

あのエジソンは小学校中退、アインシュタインも子供の頃は劣等生でした。父が開業医だったダーウィンは医学校に入ったものの勉強についていけずに、ケンブリッジ大学の神学部へ入学させ直しています。神学部では学業をそっちのけで、カブトムシの収集に熱中していたというのです。

子供に好きなことをさせるメリット

この本で扱いずらいだけでなく、もう一つ、その子供が夢中になっていることがあるか無いか暗に必要といっています。熱中するものがないのに、反抗的な態度をとる子供は対象外ということでしょうか?扱いずらくても、芽が出ないこともあるのだと用心深さも必要だと勝手に考えます。

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熱中しているときの子供の脳の中では、ドーパミンという神経伝達物質が放出されています。ドーパミンは記憶をつかさどる、海馬、恐怖など原始的な情動に関与する偏桃体、集中力を司どる前頭前野など、脳内のさまざまな場所に作用します。つまり、脳に良い作用を及ぼすのだそうです。

子どもに夢中になるほどの好きなことを見つけさせるには、こうしなければダメといった決めつけた言い方をしないことです。

また、好きなことを夢中になると、学校の教科書以外の知識も身についてきます。一見無駄な知識と考えがちですが、幅広い知識をたくさん持つことは大事です。知識のすそ野が広がることは、アイディアの引き出しが豊富になっていきます。発想力に長けているということです。

大人が進路を決めるのは危険

扱いずらい子供に強引に、「あっちは危険だから、こっちの道に行きなさい」と説得して進路を決めるとどうなるのでしょう。その子供が30代、40代になった時に「本当にこれでいいのかなぁ」「俺、もっとやりたいことがあったんじゃないかな」とその段階で、自分探しを始めてしまうのだそうです。

うん、私は思い当たる節があります。今でも自分探しをしていますから。。。

子どもに熱中体験を持った時期があれば、将来自分のやりたいことを見つけで道なき道を歩むことができるのです。

書籍『LIFE SHIFT2』を紹介した時にも書きましたが、これからの時代は何度もキャリアチェンジを繰り返しながら働き続けることが普通になってきます。壁にぶつかった時、難なく乗り越えられる力を持っているかいないかが、子どもの将来を決めるのだと思います。

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