スポンサードリンク

インフルエンザにかからない、かかっても早く治す方法

インフルエンザに負けない強い自分を作ろう

ひと冬に2回以上風邪にかかるわが夫にとって、インフルエンザは脅威中の脅威。しかし、酒粕を飲み続け加湿器を取り付けてから、この冬1回も風邪をひきませんでした。風邪とインフルエンザでは、ウイルスの強さが違うとはいえ、日ごろの予防方法はほぼ一緒。無駄になりません。

風邪をひけば仕事は辛いし、インフルエンザなら仕事は休まなければなりません。自営の我が家に有給はありませんので、死活問題なのです。

常日頃から、「インフルエンザにかからない体づくり」とは、「かかっても早く治す」は課題です。熱をあげたブルドック

インフルエンザにかからない毎日の対策

インフルエンザの予防で真っ先に来るのはワクチンで、その効果は疑いようがありません。ただ、1回の摂取費用が4000円ぐらいなことと、優先的に摂取すべき人は高齢者と乳児です。違うワクチンの型を摂取して、効果が半減したニュースもありました。そんなことから、年齢が対象外だとワクチンを接種をする方は、今のところ多くありません。これから増えるかもしれませんが、まだ先なのではないでしょうかね。

ワクチン以外での対策とは。

外出後の手洗いうがい

電車の中やオフィスでくしゃみや咳をした人が飛ばすウイルスは、無意識のうちに口や鼻から吸い込んでしまっています。外出中は、空気中のウイルスを吸い込まないように、マスクは大切です。外出後は、喉に付着したウイルスを洗い流すためにうがいをします。

帰宅後もくしゃみや咳の飛沫が髪や衣服は、しっかり付着しています。髪や衣類からおちたウイルスが、タンスや電化製品の上などに巻き散らされています。付着した物体毎に、ウイルスの感染力の持続時間は違い、不燃布のマスクの上では8時間も活性状態にあるのです。自宅にいても、うがいや手洗いを定期的に行わなければなりません。

もし、自宅でのうがいが面倒なら、良い方法があります。お茶や水を頻繁に飲むだけでも予防になるそうです。ウイルスはのどの粘膜に付着して感染するのです。胃の中に流し込めば、さすがのウイルスも胃液には勝てないからです。

空気感染だけではありません。ウイルスが付着した電車のつり革や、オフィスのドアノブなどに触れた手で、口や鼻に触れば粘膜から感染します。ウイルスを物理的に取り除くために手洗いです。石鹸を使用して、指の間や爪や手首まで念入りに約1分以上は洗いましょう。うがいと同じ、自宅にいても手洗いは意識して行い続けます。手洗いする女性

適度な湿度

インフルエンザウイルスは、乾燥した空気で活動を活発化させます。乾いた空気中にいるウイルスは軽く、なかなか地面におちないまま、長時間空気中にさまよい続けています。湿度(空気の容積に対する水分の割合)が、50~60%で、ウイルスの活動を抑えられますし、ウイルスは重くなり早く下におちてくれます。

さらに乾燥した空気は、ウイルスを排除する鼻やのどの繊毛を弱めて、ウイルスにかかりやすくします。

口腔ケアはきちんと行う

歯磨きしない方が虫歯ができないと、友達のお父様は力説していました(良い子は真似してはいけません)。歯磨きとインフルエンザは関係が深いようです。

日本大学歯学部によれば、インフルエンザウイルスを粘膜に付着させやすい酵素が、口腔内の細菌に中にあるそうです。歯磨きを甘く見ていると、インフルエンザにかかりやすい体質になります。歯周病の炎症も、ウイルスの感染を促します。

スポンサードリンク

奈良県歯科医師会が介護施設で調査したところ、歯科衛生士が高齢者にブラッシングや下磨きの指導をした施設は、通常の歯磨きをしていた施設に比べて、インフルエンザ発症率が10分の1に減少していました。高齢者にとって、インフルエンザは命のリスクが高い病気ですので、この値は無視してはいけません。

インフルエンザにかかりそうな時の応急対策

インフルエンザや風邪にかかる前に、だるさや寒気があります。寒気はウイルスと戦うために、体が熱を発生させるために筋肉をけいれんさせることでおきます。節々の痛みも、ウイルスと戦っているためです。

こんなインフルエンザにかかりそうな時に、応急対策を試みて症状を軽くするにはどうすればよいのでしょうか?

かかりそうになったら体を温める

悪寒や喉に異変を感じたら、温かい服装をして免疫力が高めます。大きな血管が集まっている首、手首、足首を、集中的に温めます。マフラーや手首ウオーマー、厚手の靴下などですね。

これは冷え性対策と同じで、太い血管の部分を温めて血行も良くなります。血行が良くなると白血球の中のリンパ球が増え、病気に対する抵抗力や自然治癒力も高まるのです。

体の中から温める作用のある、生姜湯、卵酒、葛根湯などを使ってもよいでしょう。湯船につかるお風呂も、湯冷めさえしなければよい働きがあります。

また、体温を作る筋肉を効率よく動かして、温める方法もあります。下半身の筋トレ、特に筋肉が集中している部分を効率よく動かせるスクワットは良いですね。体がだるいときに、楽にスクワットができるスクワットマジックは予想外に便利です。

知っておきたい役立つ漢方

インフルエンザか風邪かわからない時に、気になる体の症状を和らげる漢方は便利です。副作用も緩やかで使いたいけど、専門店はハードルが高いですね。「NIKKEI STYLE」に、症状毎に合わせた漢方薬名が書かれていました。

「桂枝湯」は、少し汗をかいて熱ぽくなり、悪寒や鼻水、頭痛を伴う風邪の初期に向いています。体力に自信がない人向きです。

「葛根湯」は、激しい症状ではないけれど、頭痛、首や肩の凝り、寒気などの風邪の初期状態に向いています。服用すると、効果の実感が早いそうです。

「麻黄湯」は、急な高熱、寒気、筋肉痛など、インフルエンザの症状に向いています。ただ、体力がない方は控えた方が良いようです。

ビタミンCが回復を早める

2013年ヘルシンキ大学が1万1000人で行った調査で、ビタミンCを200gとると、ひいてしまった風邪の期間が短縮されたと発表されました。しかもビタミンCは、抗ヒスタミン剤や抗炎症薬としての働きがあるために、鼻水や頭痛もやわらげてくれます。

ビタミンC のサプリに関して懐疑的な意見もあるものの、この研究ではサプリメントでも良いそうです。

ビタミンCに加えて、粘膜を健康に保つビタミンAも同時にとるとパワーが上がります。

ビタミンCとβカロチン(体の中でビタミンAに変わる)を多く含む、赤ピーマンや黄ピーマンが特におすすめ、次に青ピーマンやブロッコリーなども期待できます。

野菜を調理する時間がないという方は、ビタミンCのサプリに緑黄色野菜が含まれる野菜ジュースで補うとよいようです。

我が家では酒粕に高得点をあげたい

我が家では、喉が痛い、寒気がする、頭が重いと感じたら、酒粕を飲んで就寝するようにしました。これが一番効果が高かったのです。

とろみのある酒粕で作った甘酒は、体内に入っても保温効果が高いし、お酒ですので卵酒と同じ原理で体を温めます。

酒粕に含まれるたんぱく質は、必須アミノ酸全てを含みます。体の中での熱量の素は炭水化物と思われがちですが、体を動かさなくても熱を発生させるのはタンパク質の方です。しかも、その熱量のパワーは炭水化物の2倍なのだとか。熱を作るのを助けるビタミンCやビタミンB類のうち、酒粕にはビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれています。

スポンサードリンク